デナリ速報

 

 2005年6月15日15時50分、マッキンリーの山頂に立つ事が出来た。天候は曇り、無風。ここに登ってくるまでに毎日見上げていた、フォーレイカーやハンターが遙か下に見える。それを見て、自分が今北米大陸の最高峰に立っている事を実感した。意識はハッキリしている。登頂した時は山頂には僕一人だけだった。僕は、山頂のさらに雪がこんもり盛り上がった一番高い一点に立ち、声を出してバンザイをした。後から、次から次へとやってくる各国の登山隊と喜びを分かち合い、写真をたくさん撮り1時間ほど山頂にとどまり下山した。今回の登頂が成功したのは、僕だけの力ではなく長期休暇を許してくれた職場の仲間や、何も言わずに見守ってくれた家族、励ましの言葉を掛けてくれた友人達のおかげである事を感謝しながらの下山だった。
 全体の期間は、2005年6月4日〜6月26日で、そのうちの登山行程は6月5日にタルキートナからランディングポイントに飛び、6月17日にタルキートナに戻ってくるまでの13日間だった。そのうち、天候によるための停滞は2日間だけでかなり順調だった。途中、ハイキャンプまで行きながら天候不良で登頂を断念して戻ってきた多くの登山者と出会う中、僕がハイキャンプに入った頃から天候がよくなりH.Cでの停滞なしに登頂する事が出来たこことは本当に幸運なことだった。
 おかげで、旅行日程に余裕が出来、デナリ国立公園までアラスカ鉄道で行き、シャトルバスに乗で公園奥地まで行き、グリズリーやカリブーなどいろんな動物と出会う事が出来た。一番会いたかった、立派な角を持った雄のムースとも帰りの汽車の中で出会う事が出来ました。
 まずは、今回の山旅の成果を速報させてもらいました。今後時間はかかりますが、旅の詳細を書いていこうと思います。


 

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